2024.01.25
COLUMN コラム
キャバクラから昼職に就職
【夜職とは?】夜職で生きていくのは難しい?夜職の将来性やリスクについて解説
夜職は「一生の仕事にできるのは限られた一部の人間だけ」といわれるほど人の入れ替わりが激しい業界です。
中には夜職で成功して幸せな生活を送っている方もいらっしゃいますが、夜職の将来性について不安をお抱えの方も多いと思います。
そこで今回は、夜職を続けるリスクや夜職経験者の進路、おすすめの昼職などをご紹介します。
夜職を続けるリスク
夜職は短時間で効率よく稼げるのが魅力ですが、その分心身への負担も大きいお仕事です。
一般的には30歳前後で夜職を卒業する方が多いと言われています。
昼職で考えると30歳前後はちょうど働き盛りの年齢ですが、なぜ夜職は卒業してしまう方が多いのでしょうか。
この項目では、夜職を続けるリスクについてご紹介します。
徐々に稼げなくなる
夜職は実力主義の世界なので、人気がある方ほど高い収入を得ることができます。
人気には本人の努力はもちろんですが、年齢も大きく関係します。
夜職はどうしても若い方の方が需要が高い傾向にあるため、以前は人気があって沢山稼いでいたという方も、年を重ねるにつれて稼げなくなってしまったというケースは少なくありません。
体調を崩しやすい
たばこの煙や飲酒などが原因で、肺や肝臓を悪くしてしまう夜職の方は少なくありません。
また、昼夜逆転の生活は体の免疫機能を下げるため、病気や風邪にかかるリスクが高まります。
病みやすい
夜職は悩みの絶えないお仕事のため、精神的に疲れてしまう方が多いです。
具体的な悩みの種としては、収入の不安定さ、売上や指名数など常に数字を気にしなければならないストレス、職場の人間関係、めんどくさいお客様の対応、ネット上での誹謗中傷などが挙げられます。
カードやローンの審査が通りにくい
夜職の方は収入の不安定さや在籍確認のしにくさなどが原因で、昼職の方と比べてカードやローンの審査が難しい傾向にあります。
夜職の方のローン審査が通りにくい理由については、下記の記事で詳しく紹介していますので、併せてご確認ください。
年齢的に昼職への転職が難しくなる
夜職から昼職への転職は、年齢を重ねると難しくなります。
特に全く昼職経験がない場合は出だしが遅いと手遅れになる可能性があるので、注意が必要です。
人間関係について
夜職は勤務時間が昼職と真逆であるため、いわゆるカレンダー通りの生活パターンの友人や恋人に合わせて予定を立てることなどが難しい場合があります。
特に恋人との関係で、時間が経つにつれて「夜職」について相手の考えが変わることもあります。
お金の使い方
夜職は、昼職と比べると1回の勤務で稼げる金額がどうしても高くなります。
それにより、大きく金銭感覚もずれてついタクシーに乗ってしまったり、コンビニで細かい無駄遣いをしてしまったりすることも考えられます。
夜職経験者は将来何してるの?
夜職経験者は将来どうしているのでしょうか。
この項目では、夜職の方の主な進路をご紹介します。
夜職を続ける
夜職の方の将来として、そのまま夜職を続けるパターンがあります。
一般的には30歳前後で引退する方が多いとされている夜職ですが、クラブやスナックのホステスなどに転身して30代以降も夜職を続ける方がいらっしゃいます。
結婚する
夜職の方の将来として、結婚するパターンがあります。
中にはお客様と結婚する方もいらっしゃいます。
経営者になる
夜職の方の将来として、経営者になるパターンがあります。
元々自分のお店を開業する資金集めのために夜職を始めたという方も多いです。
経営するお店は夜職に限らず、美容関係や飲食など多岐に渡ります。
昼職に転職する
夜職の方の将来として最も多いのは、昼職に転職するパターンです。
夜職の収入は時世や人気に左右されることが多く、生活リズムの乱れや飲酒によって体調を崩すこともあるため昼職への転職を考える方は多いです。
将来的に昼職に転職するメリット
将来的に昼職に転職するメリットをご紹介します。
徐々に収入が上がる
徐々に稼げなくなる夜職とは対照的に、昼職は年齢や勤続年数が上がるにつれて収入が上がる傾向にあります。
収入面で将来に不安を感じている方にとっては大きなメリットと言えます。
長期的に働くことができる
夜職の一般的な引退は30歳前後で、経営側に回らない限りは続けられても40~50歳が限界とされています。
一方昼職には定年制があり、会社によって異なりますが、60~65歳まで働くことが保障されている場合が多いです。
そのため、昼職は夜職と比べて長期的に働くことができます。
厚生年金に加入できる
昼職には厚生年金に加入できる会社が多いです。
一般的に、厚生年金に加入すると国民年金の約2~3倍の年金を受給できるとされており、保険料を会社と折半できるというメリットがあります。
産休や育休を取得できる
昼職では産休や育休を取得することができます。
特に、産休中は出産手当金として1日あたり被保険者の標準報酬日額の3分の2に相当する金額が支給されるので、休暇取得中の収入面の負担は軽減されます。
一方で夜職は産休や育休制度を導入しているお店は少なく、雇用保険に加入していない場合が大半のため、産休中の出産手当金は支給されないことが多いです。
他の昼職に転職しやすくなる
夜職しかやってこなかった方に比べ、一夜職から昼職に転職して経験を積んだり、スキルやビジネスマナーを取得している方の方が他の昼職に転職する際に有利になる場合がほとんどです。
そのため、将来的なキャリアの選択肢を狭めぬよう、若いうちに夜職から昼職に転職する方は多いです。
将来性を考えて夜職から昼職に転職するためのコツ
夜職から昼職に転職するためのコツをご紹介します。
自己分析をする
昼職への転職を成功させるためには自分に合った仕事を探すことが大切なので、自己分析によって自分の長所・短所、夜職を通して得た経験やスキルを明確にしましょう。
転職先を見つけるためのヒントを得られることもあります。
資格を取得する
資格を持っていることはある分野において一定のスキルを有していることの証明になるので、転職活動の際有利になる可能性があります。
学歴や職歴を重視する企業を避ける
夜職から昼職に転職する際には、学歴や職歴を重視する企業は避けた方が良いです。
特に、歴史の長い大企業などは未だに職業差別的な考えが残っている場合があるので、夜職上がりという経歴が採用の際不利に働く可能性があります。
そのため、夜職上がりの方は大企業よりも中小企業やベンチャー企業を狙った方が転職しやすい傾向にあります。
中長期的なキャリアを考える
転職はあくまでも数十年と続いていくキャリアの一角です。
今の興味関心で仕事を決めるのも良いですが、数十年後にどのような役職に就きたいか、どれぐらい給料を貰いたいかなど長期的な観点からも検討を行いましょう。
はじめのうちは漠然としたもので構いませんので、未来の自分を想像してみましょう。
転職エージェントを利用する
転職エージェントは、転職希望者が納得のいく形で転職活動を終えられるように求人情報の紹介など様々なサポートをしてくれます。
中には夜職経験者のサポートを専門的に行なっている転職エージェントもあるので、活用してみるのもおすすめです。
夜職から昼職への転職には「昼ドリ」がおすすめ
最後に、夜職から昼職への転職を考えている方に特におすすめの転職エージェント「昼ドリ」をご紹介します。
昼ドリは夜職経験者の転職活動のサポートに特化した転職エージェントです。
転職エージェント全員が夜職上がり
昼ドリに所属しているエージェントは全員が夜職上がりです。
そのため、夜職の悩みや夜職から昼職に転職する際の苦悩に寄り添った適切なサポートを提供することができます。
相談はもちろん無料です。
夜職経験が前提の求人情報を多数掲載
夜職から昼職に転職する際に夜職経験が採用のマイナス要素にならないよう、夜職をしていた経歴を隠すべきかどうかで悩まれる方も多いです。
しかし、昼ドリに掲載されている求人情報の全ては応募者が夜職経験者であることが前提なので、履歴書や面接で経歴を隠す必要はありません。
全国の求人情報を掲載
昼ドリでは都会だけではなく地方の求人情報も豊富に取り扱っているので、地元での就職・転職を考えている夜職上がりの方にもおすすめです。
適職診断を受けられる
昼ドリはWeb上でできる適職診断のサービスを提供しています。
「昼職への転職を考えているけど特にやりたい仕事が決まっていない」という方は、ぜひ仕事探しの参考にしてみてください。
LINEで気軽に相談できる
昼ドリは会員登録をしなくてもLINE@から気軽に相談をすることができるため、会員登録の手続きが面倒くさい方にもおすすめです。
履歴書の作成・添削サポートがある
昼ドリでは応募書類の作成・添削のサポートも行なっています。
夜職上がりのエージェントから添削サポートを受けられるため、夜職経験の強みを最大限に活かした応募書類を作成することができます。
昼職の仕事向けの研修会や勉強会を無料で実施
昼ドリは昼職転職前の予行練習として、パソコンや営業などの無料研修・勉強会を行なっています。
研修会や勉強会は全て自由参加なので、必要に応じてサポートを受けるかどうか選択できます。
ご興味のある方は、ぜひ実際の求人情報をチェックしてみてください。