2024.01.25
COLUMN コラム
夜職が実は昼職よりも圧倒的にストレスが多い3つの理由
『夜職って楽に稼げていいよね』
『夜職の方が稼げるなら昼職辞めたいな』
こんなことを言われた経験や一度は思った経験、あるのではないでしょうか?
しかし、やはりリスクとリターンは表裏一体。
稼げるだけあって、夜職にはプライベートがなければ、仕事内容はかなりハードなんです。
これまで10代の頃から夜職を経験してきた筆者が、感じてきたストレスをご紹介していきます。
仕事内容がかなりハード
夜職の仕事内容はかなりハードです。
・時給がつかない同伴
・時給がつかないライン等の連絡
・高いドレスを買って着用する義務
・見た目に気をつけるための美容代
・仕事中にお酒をたくさん飲む
・酔っていても話を聞いて対話する必要性
・遅刻、当日欠勤で罰金がある
・ノルマを達成できないと罰金がある
・お客様ごとに覚えておくことが大量にある
・女の子同士のコミュニケーションをはかる必要性
などなど…やるべきことが大量にあります。
特にお酒はほぼ毎日飲む必要があります。
自分のお客様の席では、優しいお客様ならば許可を得て、お酒を飲まずに休憩することは可能かもしれませんが、基本フリーのお客様やヘルプでつくお客様の席ではお酒は必須です。
また、疲れていても、酔っていても、周りを見渡し気配りをたやさず、お酒を作ったり新しいおしぼりをもらったり、タバコに火をつけたり、会話を弾ませたり質問したり…。
兎にも角にもやることがなくなることはありません。
同じ席に座った女の子とも会話ができるように、お客様のいない時間は女の子同士でのコミュニケーションを取ることも大切です。
とにかくお店では基本、気が休まることはあまりありません。
プライベートがない
夜職にプライベートはありません。
・休みの日→LINE
・朝起きたら→LINE
・昼職の休憩中→LINE
・帰ってきたら→LINE
・連絡がないお客様→LINEや電話
とにかく暇さえあればLINEをし続けます。
その日の来店予定が立っていないときは、もう携帯に張り付きっぱなしです。
定期的に連絡が返ってこないお客様には、相手のお仕事や家庭事情に合わせて電話もかけます。
結婚している人には平日の昼休憩や夕方を狙い、独立されている方にはその人の生活リズムに合わせて電話をかけようと考えたり…。
とにかく起きている間はずっとお客様対応です。
また、お休みの日には普段たくさんお店に来てくださるお客様への感謝を込めて休日を提供します。
一緒にお買い物に行ったり、ランチに出かけたり…。
休みの日というのはあってないようなものです。
好かれることの辛さ
ホステスは、『お客様を彼氏』だと思って接客をすることを心掛けています。
彼氏だと思えないならば、『彼氏のお父様』だと思って接客をします。
つまり、大切な人へする対応で接客をするということです。
と、なると問題となるのは好きでもない人に好かれてしまう可能性です。
夜遊びに慣れていらっしゃるお客様は『あなたはしっかり接客できるね』といって、お褒め頂けるのですが、たまに勘違いをして『好きだよ』『結婚しよう』と言ってこられるお客様も一定数いらっしゃいます。
経験したらわかりますが、なんとも思っていない好きでもない相手に好かれるというのは、この上なくしんどく辛いです。
相手の思いが重くなればなるほどこちらのストレスはどんどん肥大化していきます。
筆者自身、お客様の一方的な思いでストーカーになられたり、物を盗まれたり、待ち伏せされたりと大変な思いをした経験もございます。
好かれるというのも嬉しいことですが、限度を超えるとそれは恐怖でしかありません。
まとめ:安易に夜職はイイとも言い切れない
本日は「夜職は実は昼職よりもストレスが多い」というテーマでお話をしてきました。
いかがでしたでしょうか?
「思っていたよりも大変そう」だとか「楽な仕事じゃないんだ」と、お分かりいただけたのではないでしょうか。
経験者からの意見としては、昼職に馴染める環境があるのであれば、ぜひ昼職に就くべきであると感じます。
夜職は稼げますが、条件付きです。
『人並み以上に頑張れる人』という条件がなければ稼げません。
どんな仕事も楽しては稼げないのです。
夜職に就けた人なら、昼職で必ず成功できます。
あなたにもきっといい環境の昼職が見つかります。
心より、あなたの健闘をお祈りいたします。
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